Blowin' in the Wind  東海道完歩31期の仲間たちと・・

       青梅線沿線の旅(全10回)      2015年5月〜


青梅線  営業キロ数
立川駅− 奥多摩駅間 37.2Km、駅数は起点・終点を含め25駅である。

青梅は江戸時代から良質の石灰石の産地として知られ、江戸の壁などにも使われた。明治を迎え、殖産興業政策の下、セメントの原料としての需要が増す。そんな折、日向和田の石を運ぶため明治27年、立川一青梅間で開業したのが青梅鉄道(青梅線の前身)当初は中央線で立川から運んだが、昭和4年に立川、青梅間で開業した南武線と結び、青梅の石灰石を川崎の浅野セメント工場まで運んだ。
「青梅線人より石が高く見え」と言われた。

左画像:青梅線の旅パスポート
      JR立川駅〜JR奥多摩駅
     

11月6日(金)
第七回 宮ノ平駅から二俣尾駅・石神駅まで(9Km)


東海道を歩く会「第31期同窓会」の「青梅線沿線の旅、第7回は宮ノ平駅から二俣尾・石神駅までの9Kmを歩いた。

秋晴れ、紅葉の始まった青梅路、今回は宮ノ平(みやのひら)から二俣尾までを19名の仲間たちと和気藹々と歩いてきました。
青梅線・宮ノ平駅10時集合・・早朝の交通情報(1242Kz)では荻窪駅での事故で中央線に遅延が出ているとの送が流されていました。
嫌〜な予感は的中した。集合場所に着いたのが10時少し前・・でも間に合って「ホッ!」と一息。

青梅線沿線の旅・第6回のゴールは青梅線・宮ノ平駅でした。宮ノ平駅は5月の青梅の大祭に行かれた方はお世話になったH島さんのご自宅の前です。第6回のゴールの時はその1・その2の参加者がゴール後に大変なおもてなしをしていただきました。
第7回は宮ノ平駅がスタートでした。H島さんのお出迎えを受け「お気遣いありがとう・・」のお礼の言葉がありました。
その後、明白(めいばく)院まで皆さんと歩きました。病後・術後であっても、元気な姿で一緒に歩きました。みなさんから「早く一緒に歩こう・・」との言葉に「頑張るよ・・」との力強い返事がありました。
地元のH島さんも駅にお出迎えしてくれ、明白(めいばく)院まで一緒に歩きました。病後も順調の様でした。

宮ノ平駅 日向和田臨川庭園 多摩川
石塔
明白寺・山門 本殿

宮ノ平から多摩川の河原に下る道の脇に紅葉が始まった日向和田臨川庭園に立寄る。この庭園はかつて衆議院議員の津雲国利氏の庭園であった。多摩川を望む傾斜地に作られ、木々の間から眺められる多摩川、美しく静かな庭園は癒されます。


俵を担ぐ狸像
向背の彫刻 拝殿の彫刻
乗馬太子
見易い案内板 多摩川の流れ

青梅街道に戻り、古刹の明白院に参拝、天正年間に創建された曹洞宗の寺院である。威風堂々の山門は日向和田城から移築されたもの、青梅七福神の福禄寿が祀られている。ポカポカ陽気の街道をしばらく歩くと石灰の積み出しで賑わった日向和田駅に出る。
かつては吉野の梅まつりで賑わった駅である。吉野梅郷は日本有数の梅園であったが、梅
のウィルスで2016年の梅まつりのあとに、一本残らず伐採された。地元、天澤院の御住職から伐採にまつわる詳しい話を聞くことが出来た。

多摩川 紅梅苑 お茶の花 下山八幡神社 拝殿

昼食は文豪吉川栄治の奥様が開店、現在は親族の方が経営している「紅梅苑」での秋の味覚「栗おこわ膳」だった・・食事は舌と目で楽しめたが・・なんとビールがない!!いつもの仲間と同席だったが「えっ!ない・・」残念でした。静か〜な静かなランチタイムでした。

神殿 鳩の彫刻
大聖院 即清寺山門
持国天

午後からは良しに街道から脇道に入りのどかな住宅街を歩く、神明造の下山八幡神社に参拝する。眼の前に見えるのだが交通量の多い街道を渡るのに苦労をする。歩行者優先で車を止めてもいいのだが、ウオーカーはじっと車の途切れるのを待って渡る。吉野梅郷の一角に建つ八幡神社の創建は約1000年前、吉野梅郷の鎮守様でもある。ここも高台で神社は外剛を見守っていた。吉野街道を歩き次の大聖院に向かう、吉野梅郷の梅の元祖と伝わり、金剛寺の「将門の誓いの梅」から別れた樹齢700年を超える梅の木があったが、これも伐採された。大聖院から吉野街道を渡り一本奥の道に入る。


多聞天
本殿 扁額 辛垣山を望む(中央) 吉川栄治記念館  
書斎

多摩川の谷の深さは周辺の傾斜が物語っている。見上げる階段の参道を登ると即清寺の仁王門には右に持国天、左に多聞天が睨みを効かせている立派な山門、寺の敷地は市の史跡に指定されている。源頼朝が畠山重忠に命じて造営された由緒があり古い寺であるが、火災で焼失、昭和14年に再建された。建物は新しい飼ったが風格のあるてらであった。境内からは辛垣城のあった辛垣山が眺められる。

記念館 座敷のアート 庭園のアート
全景 奥多摩大橋から

宮本武蔵・新平家物語・鳴門秘帳、親鸞など時代小説で知られる吉川栄治の記念館はこの奥多摩にある。記念館に立寄り、ひととき文学に浸る。人に歴史あり・・その情熱とバイタリティには感動させられる。記念館の庭園にも秋はそっと訪れていた。

奥多摩大橋から
海禅寺山門
山門 本堂 本殿
蛙のブランコ

記念館の裏手の愛宕神社は100段の階段・・愛宕山の山頂に鎮座、三田氏の辛垣城の守りの砦でもあった。汗をかいて登った拝殿からは素晴らしい展望が待っていた。男道・女道・・下りは九十九折の参道を下る。多摩川(奥多摩大橋)を渡り、二俣尾駅に向かう。駅の東側には地元を治め歴史の中で滅ていった。数度の火災で焼失したが、建築上貴重な建物で寺域は都の史跡に指定されている。


鐘楼
三田家五輪塔
一族の墓

秋・イチョウ
パークゴルフ場 秋・清流

山門は境内最古の建物でsh字の有形文化財に指定されている。この地で滅びた三田一族の五輪塔(墓)はこの地一帯を見渡せる高い所に建っていた。今回は二俣尾駅がゴールであったが、紅葉の美しい、ブリジストン保養所まで足を伸ばす。河原近くまで急傾斜の道を下る。


秋・紅葉

モミジ
モミジとイチョウ

整備された一角にはパークゴルフ場、その周辺はモミジ、イチョウが赤く、黄色く色付き始めていた。下りがあれば上りがある。今日のゴール
神到着・・汗を拭着終わる頃に電車が到着、今日もいい一日でした。



今日のコースは 宮ノ平駅→日向和田臨川公園→明白院→日向和田駅→吉野梅郷→天澤院下山八幡神社→大聖院→即清寺→
           金剛寺→吉川栄治記念館→愛宕神社→二俣尾駅→海禅寺→ブリジストン保養所→石神駅



                                         第8回へ