Blowin' in the Wind 2015
               
海抜0メートルから富士山に登ろう! 

8月5日(水)いよいよ本番頂上を目指す。快晴・・足柄SA・水ヶ塚公園・富士宮登山口から眺める富士山山頂は快晴、雲がかかっていなかった。

予報では山の天気は良さそう・・3度目となる水ヶ塚公園からは初めて富士山を車窓から眺めることが出来た。雄大である。


足柄SA 定点撮影
五合目から
六合目から
山頂を見る 展望・・ 越前・愛鷹山塊

富士宮新五合目を11時にスタート。六合目の雲海荘に11時45分に到着・・昼食タイムとなる。山小屋のメニューはシンプル・・当たり・外れの無い「カレーかラーメン」・・山小屋の中は団体さんで混雑(占領されている)、席が空かないので、おばちゃん(席が空かない事を)しきりに謝っている。ベンチに座ってすするラーメンもおつなもの・・ビールがあれば最高だが・・未知の世界に足を踏み入れることとなるので自粛?・・

宝永山山頂
展望 越前・愛鷹山塊 宝永山頂 山小屋にて・・ 歴史を感じます

12時40分に六合目(2500m)山小屋スタート。単調な九十九折りの登山道を登る。荒原・瓦礫と大小のオンタデの下部が点在するだけの単調な瓦礫の急登が続く。新七合目(2800m)に到着すると、30日に登った東側の宝永山と肩を並べる高さとなる。振替えって眺める展望は素晴らしい。

宝永山頂 越前・愛鷹山塊 黙々と登る・・ 宝永山頂 山頂へ 岩が多くなる

快晴で気温も高く陽射しも強い、風が気持ち良い。五合目レストハウス、駐車している車まで眺望出来る・・下に続く登山道を登る登山者は少なくなってきている。遠く白い雲の切れ間から伊豆半島、箱根、田子の浦、三保の松原の先まで眺められた。東海道を歩いた時は富士を眺め歩いた所である。

強い風もなく周りには雲一つない眺めは最高である。オンタデは徐々に小さな株となり少なくなる。

オンタデ:「北海道の大雪山と本州中部以北の亜高山から高山帯にかけて分布する。木曾の御嶽山で最初に発見されたことからこの名がついた」「高山の瓦礫帯に最初に住み着き、その後にほかの植物が育って来る」と講師に聞いた。

展望 眺望 パノラマで・・ まだ遠い山小屋
3000m
岩山を・・

七合目手前に「3000m」の標識がある。ここから先は未知の領域(高度)になる。今までに登った山の高さは3000m以下である。甲斐駒(2967m)・木曾駒(2956m)・白馬岳(2932m)・西穂高(2908m)・八ヶ岳(2899m)などである。

あと少し・・
景色が後押し
パノラマ 下山する人登る人・・
ここまで来たぞ
山頂 辿り着く・・

立ち休憩、小休止の度に「深呼吸しましょう・・」と講師の高山病予防の言葉が聞こえる。ゆっくりゆっくりの登りなので辛くはなく高山病の症状はない。17時に万年雪山荘(3060m)に到着。標高差970mを5時間で登る。途中、眩暈を感じたが、高山病では無いようだ。思ったほどの疲れと足腰のダメージはない。コンビニを思わせる、トレーに収まったカレー・・甘めだったが旨かった。夕食後「高度順応のためにすぐに寝るな」と言われ、山小屋周辺を歩く。講師に言われて「影富士」を見ることが出来た。天候・雲の状態など、色々な条件が揃わないと見られないそうである。

夕食 影富士 影富士 まだ登ってくる
登山者も・・
夕焼け 夜景と星空

海沿いに拡がる街の灯り、日が落ちた後は天体ショー・・星と月、流れ星を満喫・・山小屋の消灯は早い・・8時に消灯となる。

もちろん・・風呂に入れない、顔を洗う水もない、歯磨きだけ済ませ、明日の支度(着るものを着て)寝る。うとうとする中、浅い眠りであったのだろう、いつまでも山を登る夢を見ていた。22時過ぎに目が覚める・・外に出たが寒くはない。

山頂から
白々と・・
そろそろ・・
4時47分剣ヶ峰
ご来光・・ 剣ヶ峰から
剣ヶ峰から相模湾方向

1時過ぎに目が覚める・・周りも起きだしている。「そんなに寒くない」と外に出た人の感想・・自分でも確認・・納得する。

2時に出発。頂上に向かってライトの灯りがつづいている。頂上に続く急登にも黒い影だけの山をに登るのは感覚的は楽である。頂上、奥宮に4時に到着。高度差300m野急登を2時間かけて登った。東の空が明るんできている。剣ヶ峰にはご来光待つ登山者と、記念撮影の順番を待つ登山者の列ができている。思ったほど混雑はしていない。雨の日並みの登山者の数との事・・妻は「いい・・」と言ったので一人で剣ヶ峰の石碑と写真を撮る。

ご来光を待つ・・ 影富士
おはち内部
ズームで
明るくなりました

4時50分過ぎにオレンジ色にしまった東の空に太陽が頭を出す・・一斉に歓声があがる。富士山に登る事とご来光を拝む・・これが富士登山の大きな目的だが・・この二つを同時に見られることは、その時の天候に左右されかなりの幸運との事である。

ご来光に手を合わせ、奥宮にお詣り・・昨日は快晴、無事九合目まで登り、今日も好天模様・・二日間の好天を感謝し、今日一日の安全をお願いする。 剣ヶ峰を下りる時、西の空に影富士が見えた。

剣ヶ峰 パノラマ
登頂記念1
登頂記念2 麓も明るく・・ 登頂記念!

万年雪山荘まで下る、大きな岩と石の階段、ガレ場の登山道・・とにかく歩き辛い登山道である。ストックも頼りにはなるが邪魔真になる事も多い・・何とも厄介だ。のんびり風景を眺め、写真を撮る時間もない・・今の風景を目に焼き付ける。山小屋で温もりのある朝食をとる。ありがたかった。
ゆっくりしている暇はなかった。朝食後は慌ただしく身支度をして下山となる。登山は下りが辛い・・登りの疲れ、特にひざに負担がかかる。富士山の登山道は日本一の岩場とガレ場だと感じた。

剣ヶ峰 本当にその通り・・ 万年雪

早朝・y山頂への道
お地蔵さま いい経験をさせて
もらいました

昨日と同じ風景が拡がる・・登りとは違った風景である。火山礫のガレ場はちょっとした油断で滑る・・話をしていて1回、よそ見で1回滑り、尻餅をついた。
4時間で5合目まで下りる。参加者全員で完歩記念の写真を撮る。それぞれのカメラでTDさんがシャッターを押す・・とにかく時間がかかった。みなさんの了解を得ていないのでここでの写真はHDDに・・待っていました!・・温泉に入り汗と埃を流す、疲れも取たいが、それは明日以降だろう。遅い昼食を摂りながら二人で完歩、登頂、無事下山を喜ぶ。
今回は「海抜0mから富士山に登ろう」に参加、7回のステップを踏んで頂上を目指した。いろいろとあったが素晴らしい企画だと思った。
ひとりでの登山であったら途中でやめていただろう・・妻の一言とステップアップに参加することで自信と体力が付いたとも思う。みなさんも「宝永山登山」がいい経験になったと言っていた。妻の節目の記念は達成できた。2年7カ月後の自分の節目は何を・・とりあえず元気でいる事かな・・



今日のコース:富士宮口新五合目→六合目・雲海荘→新七合目→七合目→八合目→九合目・万年雪山荘(仮眠)→富士山頂→奥宮・剣ヶ峰→九合目・万年雪山荘→歩いて・歩いて富士宮口新五合目

「海抜0mから富士山に登ろう」第7回の案内人はクラブツーリズムスポーツ旅行センター鈴木講師・山口講師でした。



                                              8月6日午前4時47分富士山剣ヶ峰に立つ