Blowin' in the Wind 2015
               
海抜0メートルから富士山に登ろう! 

7月30日(木)

海抜0メートルから富士山に登ろう・登山初級A
第6回 富士山新五合目〜宝永山〜富士山新五合目


今回は「ステップアップコース 宝永山」・・富士山新五合目から新六合目・雲海荘を経て宝永山(2693m)へ登るコースで、富士登山道を実感(体験)するコースだった。参加者は17人・・内、男性は4人でした。

新五合目・レストハウス(2390m)から村山古道の樹林帯の中を、新六合目・雲海荘(2490m)まで登り、宝永第一火口(2420m)まで下り、昼食。昼食後は宝永山(2693m)までの約1.2Kmの登りとなる。

前回、辿り着けなかった新五合目(今回のスタート)にバスで到着。駐車場は自家用車、マイクロ・観光バスで混雑している。平日・富士宮登山口でもこの混雑・・休日はどれほど混雑するのだろう?天気は曇り・・霧(靄)の中を登る。ここからはダケカンバとカラマツの林の中の村山古道の急斜面を登る。ダケカンバの幹が美しい・・白い霧の中の緑が美しい・・古道の脇には白・黄色の可憐な花が咲いている。カラマツは可愛い松ぼっくりを付けている。
2450m付近になると森林限界となり低木帯となる。曇り空で視界のきかない白い世界が続き、広がる。


村山古道から

雲(霧・靄)の中

古道を登る
古道茶屋跡 ダケカンバ
雲海荘へ

雲海荘まで行くと風景はガラッと変わり荒涼とした火山礫の急斜面画目の前に迫る。急斜面にはへばりつくようにポツリ、ポツリと小さな高山植物の塊が点在し、白・黄色の可憐な花を咲かせている。

雲海荘からは下りになる。雲の動きが早く、時折明るくなり、雲の切れ間から鞍部の手前、左側の眼下に第二火口、右側の第一火口を仰ぎみる事ができ、その広大さに驚く。

雲海荘へ 六合目・雲海荘 道標 第一火口へ 第二火口を望む 振り返ると

第一火口と第二火口の間の斜面に細い登山道が続く、鞍部の広くなった休憩スペースで早めの昼食を摂る。

第二火口 富士山頂を望む 宝永山山頂 小休止 富士山への登山道

宝永山に続く登山道と富士に登る登山道が見える。登山者の姿も見える。雲の動きが早い・・コンパクトカメラの出し入れの間にも風景は変わってしまう。
急斜面の所々に、小さな叢ができ可憐な花が咲いているが、全体としては黒と茶色の山肌の荒涼とした風景である。
宝永山に向かう、登山道は小さな火山礫が敷き詰められたような道・・トレッキングシューズの足首辺りまで埋まり・力を入れて踏ん張ると下に滑るって歩きづらい。17名のツアーはゆっくりとした歩きなので疲れは感じない。涼しいのも体力を奪わないのだろう。富士登山道と宝永山の鞍部に出る。右側に延びる馬の背の先が宝永山である。雲が晴れて両側の急斜面を見ることが出来た。広大な風景である。

馬の背(宝永山側) 馬の背(宝永山から) 頂上 登頂記念 登頂記念
野鳥が・・

宝永山頂上は雲の中、「頂上です」の言葉に歓声が上がる。雲(靄・霧)が切れると、府営山登山ルート、御殿場口登山ルートに大勢のカラフルな服装の登山者の列登山者の姿が見える。火山礫の狭い登山道を黙々と登る人・グループ、下山する人・グループ、途中で休む人などを遮るもののない頂上から眺めることが出来た。
それぞれ記念写真を撮る。休憩も5分を過ぎると半袖では寒くなる。厚手のウィンドブレーカーを着込み、雲の流れと富士の姿・裾野の風景を楽しむ。小休止の後、下山となる。

富士山頂 御殿場ルート 富士山登山道 富士山が見えた!

下山ルートは馬の背から少しの登りとなる。2740m地点まで移動、下山の途中では富士山頂上付近の雲が切れ、ほんの少しの時間ではあったが頂上を見ることが出来た。振り返り眺める。ここでも歓声が上がる。登山者は横一列になって見入る。いつも見ている富士山とは全く違う、急峻で荒々しい斜面を見ることが出来た。

徐々に 富士山頂が 第一第二火口鞍部 下山ルート・雲海荘へ 富士宮ルート 富士宮口・レリーフ

下りはストックの出番である。滑る急斜面に必須のアイテムである。歩くと言うより半分は滑りながらである。ストックがなければ尻餅の連続であろう。
下りはあっという間である。鞍部から雲海荘の登山道は、可憐な花たちがこちらを向いている・・一番レフがあれば・・撮影ツアーではない・・残念である。
下山は雲海荘から富士宮ルートを降りる。火山礫の急な坂である。山小屋への資材・荷物運搬用のブルトーザーの轍が霞んだ山の上まで続いている。

富士山に咲く花

五合目は小雨、水ヶ塚公園でストレッチと着替えはポツリ・ポツリの雨の中であった。3回目になる水ヶ塚公園だが・・いつも雲に覆われ、ここからの富士を眺める事は出来なかった。
前回は体調不良で「途中リタイア・・」、今回は朝から体も軽く、疲れもなく富士山の山歩きを楽しむことが出来た。次は本番の富士山登頂である。



今日のコース:富士宮口新五合目→村山古道登山道→雲海荘→第一火口・第二火口→馬の背→宝永山山頂→雲海荘→富士宮口新五合目

「海抜0mから富士山に登ろう」第6回の案内人はクラブツーリズムスポーツ旅行センター佐藤講師でした。



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