どこへ行っても「富士山」を見ると歓声が上がる・・関東に住んでいる者にとっては意外と身近に見える山である。東海道を歩いている時、いろいろなところから「富士山」を見る機会があった。それぞれの美しさがあった。

木更津からみる「富士山」は、木更津港のシンボル中の島大橋を額縁に見立てた富士、太田山からは夕日に染まった富士、東京湾アクアラインと富士、富津岬からは海に浮かぶ富士と見所はたくさんである。
「富士山すそ野一周ウオーク」どのような美しい富士山を見ることができるのであろうか・・


      
2013年世界文化遺産に登録された「富士山」・・
                      ぐるっと一周ウオーク・・富士山を360度仰ぎ見ながら歩く・・

         
Blowin' in the Wind 2015

  • 富士山見えた見えない星取表
  • ビューポイントはどの回でも複数ある、その内一ヶ所で見られればGood! 

No  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13   14   15   16   17  星取

○or●

              6-4

富士山すそ野ぐるっと一周・第10回は白糸の滝」から「田貫湖」の8Kmを歩いてきました。


昨年9月から始めた「すそ野ウオーク」も10回目となった。今回は白糸の滝から田貫湖までの8Kmのコースであった。出かける時の天気が気になるのはいつも同じだが、すそ野ウオークについては富士山が見えるか見えないか・・気になるところである。
東名の車中からは頂上はくっきりと見ることができた。足柄SA出写真が撮れるかな?と思っていたら、休憩は新東名の駿河湾沼津でした。久しぶりにきれいな茶畑と駿河湾そして伊豆半島を眺められた。裕美さんは初めてのSA・・「ゆっくりできたら・・」と呟いていた。

往路の車中で講師より富士山の生立ちの話があった。
今、見ている富士山は約1万年前の噴火によってにできた富士山と聞いている。富士山の絵は時代別に色分けされて、それを見ながらの説明は分かりやすく良かった。(左図は静岡防災センターの資料から)
どこかで聞いた覚えのある、新富士・古富士の話があった。これで忘れないだろう・・往路の車中で富士山の生立ちの話が聞けたことは良かった。帰路の車中で富嶽三十六景を題材とした資料を回覧してもらった。北斎の画(神奈川沖浪裏)を画像で分析・比較した物であった。
北斎の眼の素晴らしさと表現力に感心させられた。88才での絶筆「富士越龍図」も素晴らしかった。
 
駿河湾沼津SAから 茶畑 「おびん水」案内板 おびん水 おびん水(ズームで) 展望台から

白糸の滝は前回のゴールである。(MyHPの記事はこちらから・・)新設された展望台から滝を眺め、本日のスタートとなった。
おっと・・その前に前回みる事の出来なかった「頼朝公縁のおびん水(鬢なで水:巻狩りの後に鏡のような水面で髪を整えたと言う)」を駆け足で見に行きシャッターを押して来る。千葉は頼朝公ゆかりの地・・「房総往還を歩く」での、話のネタにもなるだろう・・

ハナショウブ
何の花?
左折の石幢・案内板 石幢
路傍の石碑
ハナイカダの実

曇がちではあるが明るい414号線の歩道を西に向かって歩く。道端には近在の人が植えたのかカラフルな花が咲いている。富士に背を向けて歩く・・「今日は富士の姿は無理かな・・」振り返えって見る木立隙間の先も白くなっている。
1.2Km程歩くと十字路にぶつかるその先は左折(さおり)・・「させつではなくさおり」と読む地名と説明があった。道路左側に「左折の(さおりのせきどう)」の案内地位が立っている。その一段下がった所の桜の木の下に石幢(石造建築物のひとつ。六角または八角の柱状幢身と龕(がん)部・笠・宝珠などより成る。中国では唐代以後,日本では鎌倉末期以後に建てられた)が4柱建っている。

マタタビの花 アマガエル 白山神社 ヤマグワ 清流 モミジ

少し歩くと道も細くなり簡易舗装となり樹林帯に入る。白山神社(古代より白山は「命をつなぐ親神様」として、水神や農業神として、山そのものを神体とする原始的な山岳信仰である)の鳥居とその先に白い社殿が見える。マタタビの白い葉が森の中に映え、初夏に咲く花が目に映る。
山歩きをする時に季節を感じるきである。花が咲いている・・初めて見る(知った)花を見ながらの歩きも止まる。カメラの出番である。
アマガエル、ヤマグワの実、ハナイカダ等々・・自然観察・撮影会のようでもある。歩きの醍醐味である。


ホタルブクロ群生

若獅子神社
鳥居・本殿
若獅子の塔

九七式戦車

昼食会場の裏手には「若獅子神社」がある。事前に説明を聞いていたので参拝した。少年兵学校の跡地に建てられた神社である。
若獅子神社:先の大東亜戦争において若獅子の名のもとに勇戦奮闘悠久の大義に殉じた陸軍少年戦車兵の教官・生徒六百有余の御霊を御祭神として永久祭祀の途を拓くため昭和59年10月神社を創建しました。
帰還戦車:かつての大戦において陸戦の華、少年戦車兵とともに活躍した機甲部隊の主力に九七式中戦車(チハ車)がありました。この戦車は、もっとも熾烈をきわめた玉砕の島サイパンにて四十余命の少年戦車兵とともに、勇戦奮闘、祖国の礎となり、戦後30年土中深く無縁をかこっていましたが、このたび一有志の悲願がかない、この母なる地に還り、安置したのであります。無数の弾痕は戦争の激しさを訴え、満身の赤錆は、戦いの空しさを語り、平和の尊さを教えています。
以上、若獅子神社ホームページより抜粋・・

主砲
兵学校案内板

門柱
午後のウオーク マタタビ アサギマダラ

昼食後も樹林帯の中の道は気持ちよく歩けた。時折通り抜ける風がすがすがしい。樹林が途切れた明るい場所で講師が「アサギリマダラ」を見つけた。道端の花にとまった・・一斉にカメラのレンズが向けられる。静かに写真を撮られている。「まだ、若い蝶でしょう」と講師の声・・参加者ほとんどが撮り終えるまでとびたたなかった・・とてもえらい「アサギリマダラ」でした。

ヤマボウシ
ユリ

清流
カナウズキ モミジ(種子) 長者ヶ岳

ヤマボウシ・シモツケソウ・モミジなどを見ながら歩く・・天子の森おキャンプ場に入る。なだらかな坂道を登る・・「少しの坂でも急な坂でも富士山に登る準備」と裕美さんと話しながら歩く。休憩の時にいただいた飴玉も嬉しく、美味しかったです・・ひと歩きすると国民休暇村に着く。建物の先に見える長者ヶ岳には雲がかかっていた。さすが・・富士の展望・ダイヤモンド富士の撮影スポット、湖畔には立派なテラスが造られている。田貫湖は初めてである。これで富士五湖全て訪れたこととなった。対岸には釣り人のパラソルが広がっている。

田貫湖 水面には キイチゴ ヤマアジサイ 田貫湖 石碑と・・

田貫湖湖畔からの絶景の富士は雲の中であった。わずかにすそ野の緑が、その先の富士山の大きさを想像させてくれた。富士の姿は次回に期待しよう・・湖畔の整備された遊歩道を歩く。汗をかいた体に吹いてくる風が心地よい・・温泉に浸かり地ビールを味わう・・至福の時である。


「富士山すそ野ぐるっと一周」第10回の案内人はクラブツーリズムスポーツ旅行センター真田比呂美講師した。 


今回のコースは 白糸の滝左折の石幢→樹林帯ウオーク・自然観察ウオーク→休暇村→田貫湖


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第7回 勢子辻~村山浅間神社  2015年 3月26日(木) 快晴