8月の富士登山に向かっての足慣らしに海抜1.6mから329.4mの鋸山に登ってきた。


鋸山(乾坤山:けんこんざん)に登ってきました。鋸山(標高330m)は鋸の歯のような険しい稜線で、昔から東京湾に入る船の目印とされていました。かつて室町時代から昭和57年)年まで、房州石(金谷石)と呼ばれる石材を切り出した石切場跡が残っています。
駅からも近く、徒歩のほかロープウェーや登山自動車道(有料)も整備されており、年齢や体力に合わせ誰でも楽しめる山です。また温暖な房総半島に位置しているため
年を通して登ることができ、東京湾をはさんで対岸の三浦半島をはじめ、富士山や晴れた日には大島を見ることができます。

石窯ピザのお店 分岐の道標 観月台へ
中央階段を上る

急坂の階段
石切り場へ・やせ尾根 金谷港・金谷の町

上総湊駅を過ぎると海が見えてきます。「あっ!富士山が見える」・・浜金谷駅を降り、富士山の写真を撮りたくて、急ぎ足で登山道から観月台(展望台)まで歩く。標準で1時間の道を30分少々で登ってしまった。これがその後の後悔に・・
登山コースはかつて切り出した石を運んだ「車力道(しゃりきどう)コース」東京湾を見下ろしながら観月台コースを目指して登る。
浜金谷駅から
テンゴク堂薬局分岐を左へ、関東ふれあいの道・車力道分岐下部から急な階段を登り観月台野展望台へと辿り着く。霞がかかり、見た目ほどきれいな写真にはならなかったが、久しぶりの富士山に満足・・観月台からは急な下り坂になり、日本寺北口までは急坂と階段となる。


登山道の道標

日本寺へ
館山道
切通し

地獄のぞき
登山道から

百尺観音像

足は上がるが、息があがってしまい先に進めない裕美さんに「富士山に登れるの?」と・・関東ふれあいの道の道標は分岐ごとに整備されている。日本寺方面分岐(分岐を右へ)から少し歩くと、日本寺北口管理所に着く。管理人のオジサンとしばらく雑談する。管理所脇広場の崖に聳える日本一の観音様「百尺観音」は高さ30.3m。戦死病没殉難者供養と交通犠牲者供養のために、昭和35年から年の歳月をかけて、昭和41年にこの石切場跡に彫刻されました。
日本一欲張りなお願いをして、頂上まで1時間10分ほどで(標準は1時間40分程度)で展望台まで登る。地獄のぞき、330mの頂上からは新緑と、青空、青い海、心地よい風に、先ほどの「後悔」はどこへやら・・


切通し・石切り場跡

地獄のぞき

裕美さん

山頂から地獄のぞき
霞の先の富士山
金谷港へ・・フェリー

このコースの前半は金谷駅から鋸山を越えて隣の保田駅まで行く「関東ふれあいの道」になっています。日本寺北口管理所から日本寺境内に入り、地獄のぞき高低差およそ100mの石切り場跡の突き出た岩の上にある。東京湾・房総半島、富士山等が見渡せます。
鋸山山頂を経て、日本一の大仏がある大仏広場へと向かう。鋸山山頂一帯は日本寺(乾坤山日本寺)の境内となっている。約1300年前、聖武天皇の勅詔を受けて、行基菩薩によって開かれた関東最古の勅願所です。鋸山(のこぎりやま)の南側斜面10万坪余りを境内としており、大仏(薬師瑠璃光如来)、百尺観音像、千五百羅漢石像群などがあります。


里見八犬伝・富山
羅漢像 観音様と羅漢像

千五百羅漢像を見ながら日本一の大仏まで羅漢道を下る。どれ一つ同じ姿、顔をしていない羅漢像は見応えがある。両国・百躰・あせかき観音、日牌堂・奥の院・維惟摩屈・聖徳大師・弘法大師護摩屈など見応えはあるが、どの年代に誰の作なのか等の説明がないのは残念である。
大仏広場の藤棚の下で昼食・・缶ビールは自宅から持参である。団体さんであろうか多くの人が参拝に来ていた。

羅漢像
羅漢道

常夜灯
羅漢像 羅漢堂と羅漢道 奥之院

大仏
保田・勝山の海岸線
フジ
大黒堂 薬師本殿
乾坤稲荷

大仏は高さ31.05。正式名称は薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)。奈良東大寺大仏のおよそ1.8倍の高さを誇る日本一の大仏です。奈良天明3年(1783年))年に大野甚五郎英令が27人の門弟と岩山を年かけて彫刻したものが原型です。その後、昭和41年に年にわたって修復されました。

漱石・子規の碑
日本寺梵鐘
頼朝のソテツ 心の字池 羅漢道(旧道) 観音堂

シャガの群落の中を下る。途中には登山道終点の駐車場が望める。大型バスが数台駐車していた。駐車場と反対側の道を降りる。頼朝お手植えのソテツがある。房総には頼朝お手植えのソテツは数多く(ほとんどは神、御寺の境内二植えられている)ある。

仁王門 弘法の井戸 野藤 鋸山・保田側から ハマダイコンと明鐘 保田駅にて・裕美さん

日本寺本殿は焼損し新築中である。裕美の祖母の話では戦時中、B29がこの山に墜落したと言っていたのを思い出した。綺麗に整備された参道(ほとんどが階段である)を下る。べたなぎの海岸を少し歩き、電車で帰路に着く。

  今日のコース:浜金谷駅→テンゴク堂薬局分岐→関東ふれあいの道・車力道分岐下部→観月台→関東ふれあいの道・日本寺方面分岐→
            日本寺北口管理所→百尺観音→展望台→地獄のぞき→鋸山山頂→千五百羅漢道→大仏広場→日本寺本殿→頼朝お手植
            えのソテツ→乾坤山山門→弘法の井戸→蝸牛石→表参道→無字門→国道297号→JR保田駅



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Blowin' in the Wind 2015

                 
        


                                    2015. 5. 1

      2015. 5  新緑・青空・青い海・洞窟の羅漢像・・鋸山に登る・・