どこへ行っても「富士山」を見ると歓声が上がる・・関東に住んでいる者にとっては意外と身近に見える山である。東海道を歩いている時、いろいろなところから「富士山」を見る機会があった。それぞれの美しさがあった。

木更津からみる「富士山」は、木更津港のシンボル中の島大橋を額縁に見立てた富士、太田山からは夕日に染まった富士、東京湾アクアラインと富士、富津岬からは海に浮かぶ富士と見所はたくさんである。
「富士山すそ野一周ウオーク」どのような美しい富士山を見ることができるのであろうか・・


      
2013年世界文化遺産に登録された「富士山」・・
                      ぐるっと一周ウオーク・・富士山を360度仰ぎ見ながら歩く・・

         
Blowin' in the Wind 2015

第5回 樹空の森~忠ちゃん牧場  2015年 1月29日(木) 晴れのち薄曇り
No  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13   14   15   16   17  星取

○or●

                          3-1

第5回は富士山樹空の森公園のビジターセンターがスタート、9時40分に到着。天空シアターで富士山の成り立ちを映像で見たあと、樹空の森から須山浅間神社までは冬景色の富士山を見ながら歩き、須山浅間神社からは霜柱と雪の須山口登山道を登り、ゴールの忠ちゃん牧場までの約4.5Km、標高差250mを歩いてきました。

第4回(12月20日)は天候不良の予報にキャンセルをした。真冬に時期・・無理をしない事、富士山を見ながら歩きたい・・を優先にした。

樹空の森公園から ヘリコも

樹空の森公園」の正式な名称は「御殿場市富士山交流センター」で、利用者に親しみやすく「富士山樹空の森公園」という通称名を使用しています。富士山樹空の森公園」平成23年4月、御殿場市が「富士山交流センター富士山樹空の森公園」をオープンしました。野外の様々なプレイゾーンの他、まるぴドーム、熔岩広場、冒険の森などがあり、ビジターセンターでは富士山の成り立ちや美しい四季を紹介している「天空シアター」、立体模型や大型スクリーンで素晴らしい富士山を見せてくれます。また、地場産品やお土産、自衛隊グッズなどを売る売店もあり、「富士山の情報発信」「自衛隊との交流」「地域活性化」の役割を担う御殿場市の新たな観光拠点として、様々な魅力を持ち合わせた新しい形の公園施設です。

メインは日本最大級の富士山麓模型を立体スクリーンとし、雲の流れや春夏秋冬の情景、ご来光差し込む山麓の姿など、刻々と変化する自然の表情をCG映像でリアルに再現する展示が見所です。生きた富士山の姿を360度から望むダイナミックな展示が人々を魅了します。

 1分でわかる富士山案内はこちらから  http://www.fujiyama-navi.jp/infographics/

樹空の森から469号合流地点までは、富士山すそ野の喉かな田園地帯を歩く。大きな家が多く、御殿風の邸宅も・・表札は「勝間田」姓が多い。演習場に土地を貸して(5年契約との事)いる家が多いと聞いた。所々に富士山の撮影ポイントがある。講師がその場所・場所で時間を取ってくれるのが嬉しい。日本家屋・洋風の家、様々なものにもバックの富士山は良く似合う・・。

御殿場市印野地区から 道祖神 太平洋クラブ側道から

469号線に出る。農産物直売場がバスミートの場所である。最近流行の地元産の農産物が中心の直販店である。車窓から標識が見える・・御殿場市から裾野市に入る。このあたりは道路に歩道が無い。そのため一部区間は安全のために昼食場所までバス移動・・演習場を見ながら歩けると思っていたのだが・・残念だった。

露出オーバーで
雪のフェアウェイ
この日最後の富士山
の全容
箱根連山 山頂が少し・・

東富士演習場は御殿場市、裾野市、小山町にまたがる広さ8,805ha、本州最大の広さを持つ。周辺には富士、滝ケ原、板妻、前門の四つの駐屯地があり、全国各地の部隊が交代で演習に来る。また、滝ケ原には米海兵隊の「キャンプ富士」がある。

明治29年(1896年)陸軍の最初の演習が行われ、その後日清・日露の戦争とあいまって継続的に行われるようになり、明治41年正式に富士演習場として開設され、印野村の北畑集落が強制移転させられた。現在も国有地は4割、約60%は民有地で、5年毎に借上げ契約を更新している。

戦後連合軍(米軍)が接収し、自衛隊発足後は共用となったが、昭和43年(1968年)米軍からキャンプ富士を除き返換され、以後防衛省・陸上自衛隊が管理し、実際の統制は富士学校が行っている。周囲の道路は自衛隊の専用で、利用は制限されている。畑岡付近から着弾地や富士山の絶景が見え、トーチカのある広場から「山口道」が演習場内に伸びており、これは音の十垂木街道の延長で、忠ちゃん牧場の近くに通じる。

富士演習の正式名称は、「富士総合火力演習」と言い、「そうかえん」と略されて呼ばれている

丹沢連山
直売場から
バスミート
直売場駐車場
昼食の水餃子
茶畑と霜柱の畑
須山浅間神社・歌碑

演習は静岡県御殿場市の東富士演習場で実施されます。一般公開の演習は、陸上自衛隊が行うイベントの中で最も人気があり、戦車やヘリコプター、様々な火砲などによる実弾射撃を間近に見る事ができます。観覧するには入場券が必要で、抽選により入手する事ができます。


鳥居と参道
杉の巨木
御神木
巨木の年輪 灯篭の先の裕美さん
窓はハート形

昼食は裾野市のB級グルメ。皮に「モロヘイヤ」入りの水餃子鍋とマグロかつ定食・・「妙な取り合わせの定食」と思ったが、ビールとも相性が良く旨かった。

昼食後は須山登山道を登る。時々急坂とも出会う。登山道右側に赤い鳥居が見える。須山口登山道の起点となった須山浅間神社の真新しい階段の奥に拝殿が見える。ここでは現地ガイドさんの説明を聞く。以下、ガイドさんの話とパンフレットから・・

拝殿と本殿 参道・拝殿から
道しるべ

常夜灯(上部は無し)
ホオジロ
杉林の登山道

須山浅間神社裾野市須山の浅間神社は富士山噴火の鎮めとして鎌倉時代に創建された。主祭神は木花関都姫命、相せて擾々杵命、大山裾命、火々出見命、天熊大入命を祀る。

杉の大木が茂る境内には樹齢六百年といわれるご神木がありバワースポットでもある平成24年に拝殿が新築され、平成25年夏世界文化遺産に登録された。

須山口登山道は平安時代から大宮口(富士宮)、吉田口(富士吉田)登山道の下山路として開かれ、後に室町時代からは登山道としても利用された。宝永4(1707年)の宝永山大噴火で登山道が崩壊し、安永9年(1780年)修理復活するまでの約70年間途絶えていたが、富士講の隆盛で登山者が増え、寛政年間には山室(山小屋)も整備されている。

寛政12年(1808年)の庚申(かのえさる)のご縁年には5,400人もの登山者があったと記録されている。門前に登山者のために宿坊を兼ねる神職「御師」がおり、登山準備の援助や強力の世話などをした。登山シーズン以外は富士講の布教に努め、明治期まで須山には12人いたという。

須山口は途中で御殿場口登山道にも富士宮口登山道にも通じる道として利用され、明治22年東海道本線が御殿場を通り、須山口登山道が賑わった時期もあったが、明治16年御殿場口登山道が開かれ、明治45年(1912年)登山道の一部が演習場となって廃道となった。そして御殿場口登山道が多く利用されるようになったが、昭和39年(1964年)富士吉田から甲声パルライン閑適や、昭和45年(1970年)富士宮からの富士山スカイライン開通で5号目まで車で行けるようになると御殿場口利用者も激減した。

その後、平成9年(1997年)、郷土史研究家で富士山研究の第一人者渡辺徳逸民の指導により、演習場の西側を登り水が塚に至る「須山口登山歩道」として復活したが、利用者は少ない。水が塚から上は富士山自然休養林の車の自然歩道の一部として、富士宮口及び御殿場口登山道へ連絡しており、世界文化遺産の一部となっている。


木立の中は・・
ミツマタ
霜柱の登山道

残雪と霜柱

切株の上には・・

須山口登山歩道は須山浅間社(裾野市)もしくは水ヶ塚公園から登。緑の森を抜け、原生林を登り寒冷地低木の林を抜け宝永火口群の脇を更に登り富士宮登山道新六合目に至る登山道です。メジャーな富士登山道のように登りやすい道ではありません。山岳登山になれた方、一度はお試しください。雄大な大自然の造形美に必ず虜になりますよ・・登山パンフレットより

須山口登山道は杉・桧の林の中の登山道で見通しはきかず、陽が射さないので霜柱、一部雪の残ったであった。二度の休憩、周りの樹木・植物、野鳥などの説明を聞きながらのゆっくりな歩きで、疲れはさほど感じない。

二度目の休憩の時に「どの位登ったのかな?」と同行の人に聞かれた。地図はいつも手元にある・・地図には等高線と距離が入っていたので地図で説明してあげた。講師から「地図の読める人がいます」と紹介された。

ここから先はあと30分ほど・・50mほど登れば忠ちゃん牧場である。


残雪の登山道
忠ちゃん牧場 歌碑 牛さん 人懐こい羊さん 集まってきました

忠ちゃん牧場では寒さのせいか牛・羊は数頭しか表に出ておらず、外に出ていた羊は人懐こくそばに寄って来た。ネズミ退治のために飼われている猫が数匹・・裕美さんの食べていたソフトクリームを欲しがっていた。猫と戯れていた裕美さんに悪夢(?)襲われたのはすぐその後・・猫に食べかけのソフトクリームを取られたしまったのです。


裕美さんと猫
このあと、ソフトクリームは取られてしまいました 牛舎
富士山は・・
東富士演習場
車窓から
御体内温泉から
箱根連山

「忠ちゃん牧場」は、愛鷹山麓の北、標高800mあまりの富士山麓に広がる面積約6万m2の牧場。富士山を背景にのんびりとたたずむ牛、ひつじの群れは、一幅の名画です。名物ジンギスカン焼、新鮮なお肉と自家製生ダレの味は大好評です。
雄大な富士山をバックに大きく広がる牧場はまさに別世界。この素晴らしいロケーションが心を広くしてくれます。牧場併設のジンギスカンハウス内では、牛乳やソフトクリ-ムも販売しています。
道路を挟んだ西側は富士サファリパークです。・・パンフレットより・・

牧場を後にしてのバス移動はお体内温泉での入浴である。暑い時は汗を流し、寒い時は冷たくなった体を温める・・このコースの人気の一翼を担っている。温まった体、乾いた喉・・あとはビールです。

第5回は歩行約8キロ・約3時間30分のすそ野一周でした。


「富士山すそ野ぐるっと一周」第5回の案内人はクラブツーリズムスポーツ旅行センター小川講師でした。



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