Blowin' in the Wind 2013
                          
いっちゃん東海道を歩く・・番外編・・
2013. 3.21 伏見から宇治へ 醍醐寺・萬福寺、普茶料理を味わいそして三室戸寺へ   

3月21日(火) 17時まで自由行動・・根津講師推奨コースを歩き普茶料理を萬福寺門前白雲庵で味わう。

伏見から宇治へ・・醍醐寺 京都国際ホテル~地下鉄東西線・二条城前~醍醐~醍醐寺(ホテルからのルート)

  

出発時に手造りのコース地図(2013..4.22都合により削除)をいただいた・・ありがたい事である。また来たいと思った時、思い立った時に使える。
世界文化遺産である
醍醐寺は、豊臣秀吉が秀頼、北政所、淀君をはじめとした多くの女房衆を従え、花見行列の宴を催した(慶長3(1598年)3月15日)ことでよく知られている。京都市の東南にあり、醍醐山全体を寺域とし、山上の上醍醐、山下の下醍醐からなり、かつては80余りの伽藍が建ち並ぶ大寺院であったという。霊宝院は多くの国宝・重要文化財が展示されている。庭園にある桜は京都で一番先に咲く桜と言われている。

朝の山門
仁王像(右)

仁王像(左)

金堂(国宝)

金堂と枝垂桜

醍醐寺の総門を潜ると左手が三宝院、右手が霊宝院。総門前方の仁王門(西大門)までの一直線の道を「桜の馬場」と言い先には金堂、五重塔がある。この周辺を下醍醐とされ、醍醐寺の発祥の地である上醍醐は、さらに山道を歩いて時間以上もかかる山上にある。


枝垂桜と金堂

五重塔(国宝)
不動堂 観音堂
鐘楼

弁天堂

観光客の多くはこの下醍醐を参拝して帰る。ここでは壮大な伽藍、勇壮な五重塔、静まりかえる中の殿社、襖絵と庭園画見所の三宝院、多くの国宝、重要文化財を展示している霊宝院を拝観する。三宝院、霊宝院は見応えがあり短時間での拝観は心残りであった。


枝垂桜
三宝院 三宝院・枝垂桜 三宝院・山門 枝垂桜 霊宝院庭園・枝垂桜

境内の枝垂桜は咲き始めから満開に近い木があり、春の寺の風情を満喫できた。


伏見から宇治へ・・醍醐寺~地下鉄東西線・醍醐~六地蔵~JR奈良線・六地蔵~黄檗~黄檗山萬福寺~白雲庵(醍醐寺からのルート)


黄檗山萬福寺は1661年(寛文元年)に中国僧
隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師によって開創されました。隠元禅師は中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、中国福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺の住職でした。

その当時、日本からの度重なる招請に応じ、63歳の時に弟子20名を伴って1654年(承応3年)に来朝し、宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺」と名付けました。その後、幕府の政策等により、宗派を黄檗宗と改宗し現在に至ります。日本でいう「禅宗」は、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三宗に分類されています。

萬福寺・総門 萬福寺・三門
仁王像

仁王像
韋駄天像 萬福寺・大雄宝殿

萬福寺の伽藍建築・文化などはすべて中国の明朝様式で美術・建築・印刷・煎茶・普茶料理、隠元豆・西瓜・蓮根・孟宗竹(タケノコ)・木魚なども隠元禅師が来られてから日本にもたらされたものであり、当時江戸時代の文化全般に影響を与えたといわれています。

開版(かいぱん) 法堂
回廊

慈光堂
禅堂 祖師堂

萬福寺では本堂を大雄宝殿(だいゆうほうでん)と呼びます。正面には釈迦如来。その両脇には迦葉尊者(かしょうそんじゃ)・阿難尊者(あなんそんじゃ)というお釈迦さまの十大弟子のお二人が祀られています。左右の壁面には十八羅漢が安置されています。日本のお寺では十六羅漢が一般的ですが、萬福寺では「慶友尊者(けいゆうそんじゃ)」「賓頭廬尊者(びんずるそんじゃ)」が加わって十八羅漢」となっています。
その他にも、木魚の原型だといわれている魚梛(ぎょはん・・・開梛
かいぱん)・卍崩の勾蘭(こうらん)などがあります。
中国風精進料理である「普茶料理」は日本の精進料理(禅僧が日常食する質素な食事)とイメージが異なって見た目も美しく盛りつけられる料理の数々は高タンパク・低カロリーで栄養面にも優れ、席を共にする人たちと楽しく感謝して料理を頂く事に普茶料理の意味が込められています。

白雲庵 玄関 おもてなし 突き出し 乾菓子 蘭茶
前菜 蔴腐(マフ)(胡麻豆腐) 雲片(ウンペン)(吉野煮)

冷拌(ロンパン)(和和物)

笋羹(シュンカン)
(菜煮盛合せ)
春野菜
油餠(ユジ)
(味付天麩羅)

行堂(ヒンタン)
(季節御飯)

素汁(ソジュウ)(後汁)

醃菜(エンサイ)(香の物)
デザート
抹茶・お菓子  
屏風・生け花

普茶料理(精進料理)は、黄檗山萬福寺門前の老舗白雲庵でいただく。その献立は、二汁六菜を基本とし胡麻豆腐や吉野煮、季節の菜味、味付天麩羅等、吟味された素材を、風味豊かに又、見た目も華やかに調理された芸術的な色、形そして美味・・の品々でした


伏見から宇治へ・・白雲庵~三室戸寺~京阪奈良線・三室戸~黄檗~JR奈良線・黄檗~JR京都駅(黄檗寺からのルート)

三室戸寺は西国観音霊場十番の札所で、本山修験宗の別格本山です。 約1200年前(宝亀元年)、光仁天皇の勅願により、三室戸寺の奥、岩淵より出現されたと言う、千手観音菩薩を本尊として創建されました。開創以来、天皇・貴族の崇拝を集め、堂塔伽藍が整い、霊像の霊験を

山門入口 山門
本堂への階段

宇賀神
本堂
鐘楼

求める庶民の参詣で賑わうこととなりました。宝蔵庫には平安の昔を偲ぶ五体の重要文化財の仏像が安置されております。

現在の本堂は約180年前(文化二年)に建立された重層入母屋造りの重厚な建築で、その背景には室町時代の十八神社社殿、東には鐘楼・三重塔があります。また、故事にちなんだ「勝運祈願の宝勝牛(牛玉)」、狛兎、宇賀神像、浮舟の碑、芭蕉句碑がある。

池泉回遊式庭園と石庭は四季折々の花が咲き、紅葉等の落葉樹も植えられ四季を通じて楽しめる。


阿弥陀堂

鐘楼と三重塔

浮舟の碑

三重塔
池泉回遊庭園
参道から

山の斜面を利用した5千坪の大庭園には四季折々の花が見られるので、一名花の寺とも言われ、 4月下旬5月上旬のつつじ園には、2万株の平戸ツツジ、霧島ツツジ、久留米ツツジ等が咲き誇り、その規模は関西屈指のものでツツジ寺と呼ばれています。

また、1万株のあじさいが杉木立の間に咲く様は紫絵巻のようと言われ、50種の西洋アジサイ、額あじさい、柏葉アジサイ、幻の紫陽花・七段花等が咲き乱れる様は別名あじさい寺とも称されています。開花時期に合わせライトアップもされます。



クラブツーリズム 「街道を歩く 東海道53次 第33回 自由行動日」 街道案内人 根津信年 歴史講師