ユキちゃん&えっちゃん(オヨネーズ)は、9月7日に「てくてく一周北海道」
2011年9月第5ステージをスタートしました。

台風12・13号の影響による大雨や7日朝の地震(日高)等ありましたが、
昨夜「無事スタートしました」と連絡があり、
今ステージのゴール日高町役場へ
向け歩き始めました。

9月8日(木)  羽田空港から「とかち帯広空港」そしてローカルバス(一度乗換え)の旅・・広尾駅に11時50分過ぎに着く。
台風12・13号による大雨の影響で飛行機の窓からみえた海、バスの車窓からの川の水は濁っていた。

バスの旅ではローカルではならではのドライバーさんのとの会話もあり「乗換はひとつ前の幸福がいいよ」とアドバイスを貰い、JRの
旧幸福駅跡(今は公園)を乗り換え時間を使って見学する。今でも多くの観光客が訪れていた。

えりも駅バス停前で、バス乗換までの待ち時間での買物中に、今回のサポート車と偶然出会い「いっちゃ〜ん・・」と声をかけて貰い
合流・・「赤い糸・・」を感じた一瞬でした。

旧幸福駅(現・公園) コンブ採り
オヨネーズ
海岸と波しぶき 黄金トンネル

国道336号の、えりも町庶野から広尾町音調津の区間は黄金道路と呼ばれている。336号の「ナウマン国道」には砂金の取れる
川があったが、その延長であればロマンチックだが「札束」を敷き詰めて造るほどの建設費が掛かったと聞くと現実にもどる。
工事区間が多く、旧道は通行止めの区間もあった。海岸には台風・大雨の影響かゴミが多くの流れ着いて、海から突き出た岩には
鴎が羽を休めている。

黄金道路 海上の雲 黄金道路の陽 鴎たち えりも岬を望む

北海道一長い「えりも黄金トンネル(4941m)」と、狭いトンネルはサポート車で送ってもらう。黄金トンネルが見渡せ、石碑のある
展望台では、市原(千葉)から来て、釣りと山登りをしながら車で旅をしている人と出会う。

9月9日(金)  庶野→えりも岬→えりも町役場
歩数計では、歩き始めからゴールまで30.9Kmでした。8時スタート、16時ゴール観光しながら、寄道&撮影と良いペースで歩けた。
早朝は霧に包まれ幻想的な景色・・朝食のときは女将さんとYH時代から民宿時代(現在)までの話を聞き、8年後の開宿50周年まで
の意気込みを聞きました。これから「気弱・・」はご法度だ・・71歳となる自分はどうしているだろう?

民宿・仙波にて・・・朝 スタートの檄 雲の先のえりも岬 コンブ干し 百人浜を望む

庶野の浜では「昆布干し」の風景が見られた。台風の後で多くの昆布が打ち上げられている。

今日のオヨネーズ 霧に包まれた灯台 島倉千代子 森進一 霧(雲)の中

この昆布を採るのを「拾い昆布」と言うと聞いた。舟を出して海で撮るのを「取コンブ」・・きれいに並んだ昆布は砂利の上に描かれた
コンブアートである。百人浜から見たえりも岬は靄・雲がかかっていた。スタートから12Km程過ぎると雲が、雨も、岬の入口に着いた
時は、無常にも岬は霧の中・レストランで一休み。「ここまで来たのだから」と岬の突端まで・・待つこと10数分、海から吹き上げる風に
霧・雲は晴れ、岬の先端まで見渡すことが出来た。
焦らずじっくりと待っていれ ば・・「待てば海路の日和あり・・」そのものでした。

ユキちゃん えっちゃん えりも岬 日高山脈最先端 えりも遊歩道

第五ステージ、今日のコースのメインでもある「えりも岬」の絶景を見渡すことも叶い、午後はクマザサの繁る丘の中に続く国道を歩く。
海が見えなければ高原を歩いている雰囲気である。下り坂を進むと、先には緑の牧場が拡がり、放牧されている。牛がのんびりと草を
食んでいる。「えりも町北緯42
°地点」の標識を右に見て、旧道に入り少し歩くと立派な庁舎の「えりも町役場」・・今日のゴールである。

岬を後に オヨネーズ 放牧牛 北緯42°線 えりも町ちょうと

オヨネーズの勝手に「表敬訪問」も総務課へ立ち寄り挨拶、町長さんに会え、広報の担当さんの取材を受けオヨネーズは大感激・・
地場産業の説明、天皇陛下が訪問された時に詠まれた詩も紹介され、お土産もいただき、見送っていただきました。

9月10日(土)  えりも町→様似→日高浦別駅・・
第五ステージの長丁場・・32Km・・朝は早めのスタート。ゴールは13時55分、今日も良いペースで歩くことができた一日でした。
  ♪336号線・・酒屋はない、コンビにもねぇ〜・・サケは釣れてもビールはつれない、喉はからから・・♪ 

アポイ山(左側) 襟裳国道 コンブ漁風景 コンブ干し 幌満川(上流を見る)

襟裳国道を延々と歩く。ここの地名は「えりも」「襟裳」ひらがなと漢字を使っている。使い分けは不明である。
様似までは右に牧場、左に海岸線、北よりの風に快調に歩く。途中昆布取りの舟を見ることが出来た。昆布取りの様子を見るとまさに
重労働・・昆布干しも「一日でやらないと品質が落ちる」との話に、日々の糧を得ることの大変さを改めて知る。

コンブ漁 戴いたバフンうに コンブ漁の親子 今日のオヨネーズ 蝶貝

日々の糧と言えば・・延々と続く堤防の上にはウニの殻が目立つ。カラスの食べた後だそうだ・・バフンウニである。贅沢?なのか?
グルメなのか・・海の荒れたときには昆布と共に流されてくるそうだ。
様似の町に入り、日高本線の様似駅に立ち寄る。停車中の気動車には「優駿浪漫」のロゴが着いていた。優駿の故郷に近づいたことを
感じる。社外地を外れると、海と崖に挟まれた国道を歩く、車も少なく快適である。
昆布取りをする親子と話す機会があった。父親は83歳と言った。元気そのものに見える・・息子が舟から昆布を海岸に引きあげる時に、
岩場より数個の「うに」を取ってくれた。「時期は外れているが食べてみな」・・旨い!!海水の塩分にうに独特の甘味・・至極の一品で
あった。

旧道(土砂崩れ) 海岸の岩肌に咲く カラスの食事跡 出荷前の日高昆布 流木

幌満トンネル入り口の河口では10数人の人だかりが見えた。釣りをしている人とそれを見物している人・・ひとりの釣り人が「北海道一周、
釧路でも見かけたよ」と話してくれた。奇岩、トンネルの続く「日高耶馬渓」、寒そうな町「冬島」を過ぎ、幌別川を渡ると「優駿の里」に入る。
ホームだけの駅「幌別駅」がゴールである。ゴール直前に気動車と出会う。

JR日高本線様似駅 優駿浪漫 ローソク岩 日高本線 優駿の門

天馬街道の両側には瀟洒な牧舎が並ぶ、優駿たちの育成牧場に相応しい環境である。綺麗に世話の行き届いた馬たちの姿は美しい。

9月11日(日)  日高浦別駅→浦河→三石→春立駅
早朝5時、朱色の朝焼けが綺麗だった。宿からスタート地点までは5.5Kmあり「天馬街道」と名付けられている直線道路である。

朝焼け・・宿より スタート前 サポーターと応援隊 早朝の牧場 牧場の風景

直線道路の両側は優駿の里であり、早朝にもかかわらず競走馬が放牧されている。今年生まれた「とねっこ」・・(北海道の方言で、今年
生まれた馬:当歳場)が母馬に寄り添う姿が可愛い・・浦別から浦河、三石までは穏やかな砂浜の海岸線が続く・・時折、ポツリと雨粒が
落ちるが雨にはならなかった。

優駿 優駿・朝のご挨拶 天馬街道 イカ釣漁船 集魚灯

浦河漁港では深夜から早朝操業のイカ釣り漁船が休んでいる。市場も一仕事を終えたのか静かだった。

祝船 天馬の像 お祭風景 日高山脈 流木

日高に向かう国道を歩く、左側は青く拡がる海、左側は遠く日高山脈が望める。三石の町が近づくと日高の牧場が道路の左右に拡がる。
柵で仕切られた放牧場にはサラブレッドが放たれている。ここでも母馬に寄り添う「とねっこ」の姿、ゆったりと走り回るサラブレッドの美しい
が見られた。同期入社のNはサラブレッドが好き(馬の姿と走る姿と馬券・・)以前ここまで、この馬たちを見に来たと聞いた。

牧場の風景 今日のオヨネーズ 羊も・・ 北海道の風景 お馬の親子・・

海の波音を聞きながら歩を進める。右、左と緩やかなカーブをいくつか過ぎると街並みが見える。国道を山側に少し入ると「春立」(はるたち)
日高本線の駅である。空色の模型のような易者と「はるたち」の紺の銘版、単線に沿ってある短い砂利きのホーム・・映画のロケ地のような
風景の中に立ってみる・・ここが今日のゴール。

9月12日(月)  春立駅→東静内駅→静内橋→静内町→新冠→大狩部駅 
明方の雷と雨音で目が覚め、玄関まで確認に・・天気予報も宿の女将さんの話でも「明日は雨・・」は、残念ながら当りの様だ。春立駅では
強めの雨・・とりあえずポンチョで出かける。歩道を歩いていても大型トラックが脇を通ると水しぶきを浴びる。静内の市街まで約2時間、歩道・
路側の狭いところはサポートに救援してもらう。静内からは雨も上がり雨具なしの身軽で歩く。残念ながら山の景色・遠くの風景は雲に隠れ、
海と空の境もほとんど判らない。

出発の時 まつぶ貝・今夜の食卓に つぶ貝 ホームにて(東静内) ハイセーコー像

新冠町に近づくと「サラブレッド」と牧場の看板、「レ・コード」が目に付いてくる。新冠町(にいかっぷちょう)は、北海道の日高中部にある町
である。名のある(優秀な競馬を輩出した)牧場名も見られる。

モニュメント モニュメント 牧舎のある風景 とねっこと母馬 新冠八景

ハイセーコーを輩出した土地でも知られている。道に駅にはハイセーコーの雄姿、中央を走った名馬のモニュメントも飾られている。日本
有数のサラブレッドの産地として栄えて、数多くの競走馬・名馬を産地として知られている。「近年はレコードと音楽による街づくりを進めて
いる」と道の駅の案内にあった。町外れの高台から見渡す「新冠八景」は雄大な牧場に馬が遊ぶ風景が拡がっていた。 新冠川が雨で濁っ
ていたのが残念であった。

とねっこ 牧場に遊ぶ
一番星

岩肌には・・
日高本線・節婦駅

新冠の町外れに来るころに草目が降り出す・・雨具を出すほどでもない。明日は最終日なので「距離を稼ぐ」と厚賀町外

れの幌別川を渡った
ところまで約5Kmを歩いた。河口に架かる幌別川鉄橋のある風景は美しかった。


9月13日(火) (大狩部駅)厚賀町→清畠→豊郷→日高町役場 
昨夜から明方まで降っていたような?小雨も上がり最終日のスタートの頃には霧も晴れてくる。今日もWaliking日和であろう。昨日、5Km
ほど先まで歩いたので、今日は厚賀町からの出発となった。

今朝のオヨネーズ 幌別鉄橋 今日のオヨネーズ 海岸線 ブーケ

幌別鉄橋の写真を撮りスタートとなる。時間を事前に調べれば良かったのだが・・鉄橋を進む気動車の画像は撮れなかった。
市街地を出ると歩道もなくなり路側も狭くなる。大型の車のドライバーさんは気を使っていただろう。こちらも路側に寄り、やり過ごす、なか
には手を上げてくれるドライバーさんもいる。狭く危なそうな場所、橋は迂回する。思いもよらぬひなびた牧場の風景が拡がり、楽しいもので
ある。

日高本線 牧場のある風景 牧舎とサラブレッド 国道と並行して 牧場とサラブレッド

国道235号(浦河国道)にもたくさんの牧場があり、たくさんのサラブレッドが友好の眼差しを向けてくれた。馬と言う動物は人懐こいのか、
我々が珍しいのか、子供がいるので警戒しているのか、こちらの動向を常に注視している。でも、馬の眼には心安らぐやさしさがある。

まなざし・・ 道産子も・・ 放牧場にて 原風景 牧場への道

国道を登りつめた所からは北海道ならではの風景も楽しめた。

門別灯台 日高門別川河口 日高門別川鉄橋 ゴール 日高町役場

日高の町に下る途中・・一眼レフ講座の成果を試すに丁度良い場面(蝶と蜂)に出くわし、望遠マクロでの撮影をする。

紋別灯台が役場に入る分かれ道にあった。寄り道・立ち止りがが多く、ゴールは少々の遅れをとったが、オヨネーズは役場にてゴールの
表敬訪問を済ませていた。

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