Blowin' in the Wind 2008
2008. 1 谷中七福神めぐり(北・荒川・台東区を歩く)
2008. 1. 4
谷中七福神めぐりへ出かけて来ました。谷中七福神は享和年間(1801−1803年)の頃から始まった、東京でも
最古の七福神めぐりだそうです。とても静かで、歴史的な建造物やお寺が並び、いかにも谷中らしい景観を楽しめ
ました。七つの拝観が全てお寺で神社が入っていない、というのも大きな特徴だそうです。
田端駅北口(東覚寺)から上野不忍池(弁天堂)へのコースを選びました。
地図はこちら
寒い朝でしたが、日中はぽかぽか陽気の七福神めぐりでした。七福神めぐりは毎年ひとり・・来年こそは・・
護国院 大黒天(財宝をさずける)
本堂は釈迦堂とも呼ばれ唐様建築で本尊釈迦三尊坐像を安置し、また大黒天画像は三代将軍徳川家光から送られ
たものと伝えられているとの説明がありました。
弁天堂 弁財天(芸の道を助ける)
比叡山延暦寺に習って上野台地に東叡山寛永寺を創建したそうです。不忍池は琵琶湖に見立てられ、竹生島に習っ
て島(弁天堂)を築き、さらに竹生島宝厳寺の大弁財天を勧請してお祀りしたと言われているそうです。
東覚寺 福禄寿(人望をさずける)
赤紙が張られた二体の赤紙仁王尊・・身体の悪い部分に赤い紙を貼って祈願すれば病気が回復すると信じられて
います。また、祈願をして病気が回復した人のワラジがお礼として奉納されています。
青雲寺 恵比寿(笑顔とあいきょうの神)
この地は江戸時代中頃より「日ぐらしの里」と呼ばれて、四季折々の花を楽しむ「花見寺」とも言われたそうです。
境内には滝沢馬琴の筆塚の碑や江戸を代表する文人の碑が多く残っていました。
修性院 布袋尊(清い、欲のない心をさずける)
「日ぐらしの布袋」とも呼ばれ、青雲寺と共に四季折々の花木をうえて「花見寺」の名にふさわしい庭園があり、塀の
色とタイル絵にはビックリ!子供達と遊ぶ布袋様の姿は微笑ましく、ほのぼのとした気持ちにさせてくれました。
昔?の面影を残す「谷中ぎんざ」工芸品・飴・惣菜・駄菓子等々「お買い物袋」が必要です・・美しい言葉 夕やけだんだん・・
東覚寺(福禄寿)
赤札仁王尊 |
赤札仁王とわらじ |
青雲寺(恵比寿) |
青雲寺・恵比寿様 |
護国院・タイル絵 |
護国院・タイル絵 |
修性院
塀のタイル絵 |
木造布袋尊
荒川区指定文化財 |
修性院本道 |
らくだのいる家 |
竹工芸・翠屋さん |
谷中ぎんざ |
夕やけだんだん |
これなら歩ける・・ |
長安寺(寿老人) |
長安寺(板碑) |
天王寺(毘沙門天) |
毘沙門天の書 |
谷中霊園
高橋お伝の墓 |
徳川慶喜の墓 |
愛玉子
(オーギョーチイ) |
旧 吉田屋酒店 |
酒店内部の広告 |
護国院(大黒天) |
弁天堂(弁財天) |
不忍池と弁天堂 |
骨董市 |
冬ぼたん |
冬ぼたん |
いい音出していました |
田端駅北口スタート・西日暮里・谷中銀座を歩き、不忍池ゴール。骨董市、上野公園で冬ぼたんを見物、そして浅草へと
歩いてきました。お土産は浅草、亀十さんの「どら焼き」でした。ご利益は期待をせずに「果報は寝て待て・・」かな?
七福神めぐり
色紙 |